GLEATの旗揚げ5周年記念興行「SONIC WRESTLING」(7月1日、東京・SGCホール有明)で限定復帰するカズ・ハヤシ(53)が意気込みを語った。

 同大会でカズは田中稔と組んで丸藤正道(ノア)、鈴木鼓太郎組と対戦する。限定復帰を決めた最大の理由は、一昨年に引退した際に対戦を希望したもののかなわなかった丸藤の参戦だったとして「あの時は夢物語みたいな感じで名前を出させていただいたんです。それが今回こういう機会があったので1日だけ復帰させていただくことにしました」と力を込めた。

 復帰は賛否を呼んだが、カズは「こういう機会が生まれたからには、前向きにやっていきたい」と意欲。「私はGLEATの人間なので会社のためになることだったらやろうと。否定から入るんじゃなくて肯定から入りたいんで。もちろん〝この短期間でいけるかな〟っていうようなことも考えましたけど…」と吐露した。

 ちなみに引退後は、体を動かすのは2か月に1回程度の筋トレぐらいだったとのこと。本格的なリングでの練習やウエートトレーニングは15日から再開したというカズは「まだ1週間もたってないですけど、ひどい筋肉痛が足や前腕に残っている感じです。筋力的、心肺機能的、ストレッチの感じ、そこら辺はすごい衰えてますね」と苦笑い。それでも30年を超えるキャリアで培った勘に変わりはなく「動きとかそういう感覚的なものは体に残っていましたね」と胸を張った。

 2年ぶりの試合はまず、無事に自らの脚でリングを下りることが目標となる。カズは「僕の中で最大限のことをやって当日を迎えたい。〝続きのないプロレス〟を見せるっていうテーマがあるので」。輝かしい実績を持つ男は一夜限りの復帰戦でどんな姿を見せるか。