第96回選抜高校野球大会の第3日第2試合で前回優勝校の山梨学院が京都外大西に7―1で逆転勝ちした。

 山梨学院は先発した2年生左腕・津島が無四球で6回4安打1失点と好投。7回から救援したエース右腕・桜田(3年)は無失点で抑え、打線も中盤以降に爆発して京都外大西を突き放した。

 吉田監督は「目標の1つが全員で優勝旗を返すこと。それができただけでも、この大会はありがたかったが、そういう中で1つ勝たせていただいたのは本当に感謝しかない」と笑みを浮かべた。

 初戦を危なげなくモノにした山梨学院ナインの間ではやっているのが〝モノマネ大会〟だ。チーム内では食事の時間に先輩後輩関係なく、〝無礼講〟でお互いのマネをし合うことで結束力が高まっているという。

 この日、勝利の立役者となった桜田はハイトーンボイスの持ち主で、あるナインは「津島がする桜田先輩のモノマネが面白いんです。特徴的な声や投げ方のマネだったりをして盛り上がったりしていて、チームの雰囲気がとてもいいです」と明かす。それを聞いた桜田も「モノマネは『うざいな~』と思いました」と笑顔でツッコミを入れる。

 また、後輩からモノマネをされることが多いという別のナインも「『生意気だな~』と感じますが、なんやかんや、かわいいです(笑い)。お互いをよく観察してるってことだと思います」とプラス効果を力説する。

 次戦は名将・門馬監督率いる創志学園(岡山)と第7日第2試合で対戦するが、山梨学院は最高のチームワークを武器に難敵を迎え撃つ。