第96回選抜高校野球大会の第1日第1試合で八戸学院光星(青森)が関東一(東京)を延長タイブレークの末に5―3で下して初戦を突破した。開幕試合を粘りの野球で逆転勝ちした仲井監督は「本当に苦しい試合でしたが、粘り強くやってくれた。雪が多くてグラウンドでできない厳しい環境だったが、しっかり力をつけた成果が出た。お前たちは粘り強いんだぞ、ということを言い聞かせた」と胸をなで下ろした。

 プロ注目のエース左腕の洗平(3年)が序盤に失点して追いかける展開となったが、9回に追いついてタイブレークに突入。延長11回、萩原の(3年)の適時打などで3点を勝ち越し、2番手の岡本琉(3年)がその裏の関東一の攻撃を1点に抑えて勝利をもぎとった。

 洗平は調子でないながら9回を156球、9安打2失点。力投が報われ「しっかりコーナーに投げることができました。四球が多くなったところは修正したい」と反省を口にし、仲井監督も「気持ちにエンジンがかかっていなかった。それでもうまく試合をまとめてくれたかな。悪いなりにしっかりした投球をやってくれた」と苦笑い。次戦で本来の投球を期待した。