第96回選抜高校野球大会が、18日に甲子園で開幕した。歌手・あいみょんの「愛の花」が流れる中、前回優勝校の山梨学院、準優勝校の報徳学園(兵庫)を先頭に、出場する32校が聖地を一周。

 選手宣誓は青森山田・橋場公祐主将(3年)が務めた。昨年10月にこの世を去った谷村新司さんが作曲した「今ありて」の歌詞を冒頭に引用。選抜大会が全国選抜中等野球として1924年に始まって今年で100年となることから、「100年の節目、次の100年に向けた新たな一歩とするべく、全身全霊をかけて戦い抜くことを誓います」と力強く選手宣誓した。

 また、選手宣誓には能登半島地震の被災者への思いも盛り込んだ。「被災地では、現在も苦しみと困難の多い生活を余儀なくされています。私たちのできることは、目の前で白球をがむしゃらに追い続けること。そして、全力で野球を楽しむことです」。

 開会式後、橋場主将は「満点をつけられるかなと思います」とホッとした表情で振り返り、「チームはセンバツ白星がないので、1勝を何としても勝ち取りたいです。勢いのままに優勝を目指して頑張ります」と選抜初Vへ向け、意気込んだ。