西武のドラフト1位・武内夏暉投手(22=国学院大)が13日、中日とのオープン戦(ベルーナ)に先発登板。4回67球を投げ1安打無失点5奪三振と即戦力左腕の片鱗を見せた。
本拠地・ベルーナドームでの初登板となった武内は最速154キロのストレートと最遅118キロカーブの緩急差の中でスライダー、ツーシーム、チェンジアップを配し、随所に3球団競合1位の理由を示した。
2回、先頭の細川に右中間三塁打を許し無死三塁のピンチを背負った場面では内野陣が前進守備を敷く中、ギアを一気に上げた。
石川昂を内角へ食い込むクロスファイヤー2球で追い込むと平行カウントから内角ツーシームで空振り三振。続く高橋周はフルカウントから内角スライダーで空振り三振。さらに鵜飼を変化球2球え追い込むと、最後は真ん中高めにこの日最速の154キロを投げ込み三振の欲しい場面で圧巻の3者連続三振斬りでこのピンチを脱した。
また1回一死一塁、3回無死一塁といずれも四球で走者を出した場面では、自らの絶妙なけん制で走者を刺す投球以外の武器も披露し、投手としての総合力の高さも見せていた。
武内は「ピンチでもバックの皆さんに助けてもらいながら、冷静に投げることができました。前回の登板から低めに真っすぐも変化球も投げることを意識してきた。結果につながってよかったです。(2回は)打たれたのが追い込んでからの失投だったので、それをなくそうと思って投げました。真っすぐにしても変化球にしてもしっかり低めに投げ切れたことがよかった」と安堵の表情。
続けて「(けん制は)大学の時から得意でした。(2つとも)炭谷さんのサインなんですけど、ホームに投げるのか(けん制なのか)見分けがつかないように気をつけている」と話した。












