巨人の秋広優人が台湾での勢いを維持し外野の定位置争いを制する。

 巨人は5日、ジャイアンツ球場で全体練習を行った。前日に帰国した台湾遠征の疲れを考慮し、打撃練習中心の軽めのメニュー。残留組のオドーアが右翼守備と打撃に汗を流した。

 練習中、オドーアと積極的に会話した阿部監督は、「ウィーラー(巡回打撃コーチ)がずっとついてくれてたから(話を)聞いて。たわいもない話をしてました」と助っ人の状態を確認。そのうえで「丸とオドーアを戻す」(同)とこの日、春季教育リーグ・DeNA戦(横須賀)で右脇腹痛から実戦復帰した丸と一緒に8日オリックス戦(京セラ)での再合流を決めた。

 これで外野の定位置争いはさらに激化。正左翼候補の秋広は「キャンプで外野手がアピールしていたので負けないように」と定位置奪取に向け気合を入れた。

 2日の台湾・中信戦で背番号55は3安打3打点の活躍でヒーローとなった。インタビューで「我愛台湾」(=台湾大好き)と連呼し球場を盛り上げた秋広は、「インスタグラムのフォロワーに中国語の人が増えました」と笑った。

 オープン戦は3戦で7打数1安打と苦しんでいたが、「二岡(ヘッドコーチ)さんから『(バットを)構えたら何回か軸足に(体重を)乗せて。トップの位置もちょっと引き気味に』というアドバイスをもらった。下半身を使うためで、いいきっかけになりました」と秋広は力を込めた。