超人気アイドルチア、移籍の真相とは――。日本でも多数のファンを持つ台湾の人気チアガール、リンシャン(林襄=26)の電撃移籍が大きな話題となっている。
台湾プロ野球・楽天モンキーズの人気チアとして活躍してきたリンシャンは、その美貌から海を渡った日本でも「奇跡のチア」として一躍大人気に。雑誌の表紙グラビアを飾るなど抜群の知名度を誇っていたが、2月中旬に楽天モンキーズを電撃退団。同26日には昨季の台湾王者・味全ドラゴンズ公式チア「ドラゴンビューティーズ」へ突然の移籍を発表し、台湾のみならず日本のファンにも衝撃を与えた。
3月3日には楽天モンキーズと巨人の親善試合(台北ドーム)が予定されていた中での移籍発表ということもあり、SNS上では「え、巨人戦でリンシャン見れないの…?」、「もう少し移籍を待ってくれ」などと日本のファンの間からも悲痛な声が数多く響き渡っていた。
そもそも日本球界ではチアガールの他球団移籍という流れ自体が起こりにくい。しかも、リンシャンは楽天モンキーズにとって「看板スター」だった。それだけに、この一連の移籍騒動はなぜ引き起こされたのか。現地・台湾メディアの番記者は台湾球界独特の文化を例に挙げながら、こう解説した。
「台湾のチアガールは日本と違い、みんな専門の事務所に所属していて、そこに対して球団がギャラを支払う仕組みになっています。1試合当たり6500台湾ドル(約3万1000円)前後の給料がもらえるので、チアガールというよりタレントのような存在なんです。中でもリンシャンはテレビ番組などでも引っ張りだこの超売れっ子なので、楽天モンキーズと金銭面での条件が折り合わなかったというのが大方の見方になっています」(台湾球界番記者)
地理的な条件も移籍を後押ししたようだ。旧所属の楽天モンキーズと移籍先の味全はともに台北を本拠地としており、移籍に際して引っ越しの必要もない。前出記者は「チア以外のタレント業で忙しい彼女にとって、生活基盤を動かす必要がないことは大きい」と分析した。
日本のファンの間でも激震が走った超人気チアの退団劇。それでもリンシャンが新たに活動の場とする味全は台湾球界屈指の強豪チームだけに、今まで以上にスポットライトが当たることになりそうだ。













