体操男子で東京五輪2冠の橋本大輝(22=順大)が、五輪2連覇への覚悟を見せた。

 日本体操協会の2023年の年間表彰式が4日、都内で行われ、橋本が最優秀選手賞を受賞。昨秋の世界選手権(ベルギー)で、個人総合、鉄棒、団体総合の3冠を達成したことが評価された。橋本は「選んでもらえて本当にうれしい。最優秀選手として自覚を持って、自分の演技に磨きをかけていきたい」と笑みを浮かべた。

 昨年は野球のWBCやラグビーW杯が注目を集め、大きな刺激を受けた。橋本は「昨年はスポーツが盛り上がった年だった。日本のスポーツは(世界で)トップレベルだと思うので、われわれトップ選手がいろんな人たちにスポーツの楽しさや、運動の大事さを伝えたい。(自分も)去年はすごくいい結果を残せたと思うけど、ちょっとWBCに押されたなというところで、悔しさもある。今年は五輪で金メダルを取って、24年にどのスポーツが一番活躍したかと言われたら、文句なしで『体操!』と言われるように頑張りたい」とスピーチすると、大きな拍手を浴びた。

 自身2度目の夢舞台に向けて、気合は十分だ。「パリでの団体、そして個人総合での金メダル獲得に向けて、気を引き締めて練習している。五輪で金メダルを取るのは本当に難しいことだと、自覚している立場でもある。ケガには十分気を付けて、追い込みたい」と意気込んだ。