攻めの姿勢で王座を守り抜いた。体操の全日本個人総合選手権最終日(19日、群馬・高崎アリーナ)、男子決勝は橋本大輝(24=日本生命・セントラルスポーツ)が合計170・114点で6連覇を達成。2008~17年大会を制した内村航平以来の快挙となった。
今季の世界選手権(10月、オランダ)などの選考会は、個人総合のDスコア(演技価値点)の合計に応じ、加点が与えられる新ルールを採用された。全6種目の得点は岡慎之助(徳洲会)が上回ったが、33点台のDスコアをマークした橋本に0・3点が加点。0・216点差で橋本に軍配が上がった。橋本は「加点をいただいて優勝しているので、できれば演技で優勝したかったところもあるけど、こういうのも作戦の一つとして戦っていた」と安堵の表情を浮かべた。
今大会は最初の床運動で出遅れながらも、後半の3種目で立て続けに高得点を記録。「何か吹っ切れたように感じた。精神的に成長した」と手応えを口にした一方で、自らの求める領域にはまだ到達していないという。
最終選考会となるNHK杯(5月、東京体育館)に向けて「岡選手の3連覇を阻止して、一番で代表入りにしたい。演技で結果をしっかり出せたらなと思う」と力を込めた。
今季の戦いはまだ始まったばかり。最高のスタートを切ったエースは、ここからギアを上げていく。












