日本体操協会の村上茉愛女子強化本部長は、選手たちの底上げに手応えを感じている。

 体操の全日本個人総合選手権(18日、群馬・高崎アリーナ)の女子決勝では、15歳の西山実沙(なんばク)が合計110・332点で初優勝。前回大会覇者の岸里奈(戸田市SC)が2位、岡村真(相好ク)が3位だった。2025年世界選手権床運動金メダルの杉原愛子(TRyAS)の5位、22年世界選手権平均台銅メダルの宮田笙子(順大)は6位に終わったが、今大会は多くの選手が一定の点数を記録。村上強化本部長は「かなり強くなっている印象はある」と高評価を下した。

 今大会は世界選手権(10月、オランダ)などの代表第2次選考会を兼ねた一戦。決勝は独特の雰囲気に飲み込まれ、ミスが出る選手もいた。それでも「53点以上を取ってくる選手がすごい多いので、かなり楽しみ。チーム編成はもちろん、選考で選ばれた選手を使うと思うけど、実際(団体の)決勝の時どうしようかなとか、考えるのがすごいワクワクするぐらい選手層は厚くなった」と期待を口にした。

 ロサンゼルス五輪は団体メダルを目標に掲げている。1964年東京五輪以来の団体へ、ここからさらに上げていきたいところだ。