体操女子で五輪2大会代表の杉原愛子(TRyAS)が〝衣装〟に込めた思いを明かした。

 全日本個人総合選手権3日目(19日、群馬・高崎アリーナ)の決勝では、得意の床運動前に「鼻血が出ちゃった。花粉症でちょっとムズムズして鼻をかんだら『やばい鼻血出た』って(笑い)」とハプニングに見舞われたが、合計107・498点で2位。世界選手権(10月、インドネシア・ジャカルタ)代表の2次選考会を兼ねた一戦で上位につけ、最終選考会を兼ねたNHK杯(5月、東京体育館)に弾みをつけた。

 そんな杉原はアイタードと呼ばれるスパッツ型のレオタードを着用している。今大会の衣装デザインは「アイタードでしかできないデザインをあえてチョイスした。これだったら着たいなと思う子も増えてほしいなという思いもあった。アイドルの衣装とかをアイドルが好きで見ていたので、かっこいいなと思って参考にさせていただいた」と説明。お気に入りの衣装はモチベーションアップにもつながっており「早く(新衣装を)着て試合がしたかった。本当に全日本が待ち遠しかった」と照れ笑いを浮かべた。

 NHK杯は日の丸を懸けた戦いとなる。それでも「自分は床で狙いにいっている。今の自分の立ち位置は見えてるし、個人総合も何があるかわからない。もちろん個人総合も視野には入れているけど、目の前にある目標、自分の目標に挑戦しながら、楽しんで頑張りたい」と自然体を強調。次なる試合もらしさ全開で挑む。