体操女子の宮田笙子(順大)が〝猛追〟を見せた。
前回覇者として臨んだ全日本個人総合選手権3日目(19日、群馬・高崎アリーナ)の決勝では、合計104・664点で7位。17日の予選終了時点では21位だったが、大幅に順位を上げた。演技後には「何で初めから出せなかったのかなという感じはあるけど、予選の反省があったからこそ調整できた部分もある。まずは最初の平均台で流れをつかめた」と振り返った。
予選は不完全燃焼に終わったが「あそこまでやっちゃうと吹っ切れた」と開き直りの境地で決勝に参戦。「自分の周りもうまくいかなかった選手も多かったと思うけど、演技をしながら、パリ五輪代表の選手たちとも話をしながら楽しんでできた。本当に最後まで楽しめたと思うし、予選よりも楽しみながら集中できた演技だった」と一定の手応えをつかんだ。
今大会は世界選手権(10月、インドネシア・ジャカルタ)代表の2次選考会を兼ねた一戦。女子の代表は4枠で、今大会の上位24人が最終選考会を兼ねたNHK杯(5月、東京体育館)に出場する。NHK杯へ向けては「あと1回でどれだけ上に行けるかはあるが、そこまでとらわれる必要はないかなと思っているので、より質のいい演技を観客の方に見てもらえたらうれしい」と己のパフォーマンスに集中する構えだ。












