体操の全日本個人総合選手権(群馬・高崎アリーナ)で169・898点をマークして2位に入った男子の岡慎之助(徳洲会)は、ライバルから刺激を受けている。
予選2位で迎えた19日の決勝は、優勝した橋本大輝(日本生命・セントラルスポーツ)と僅差で最終種目の鉄棒に突入した。岡は14・900点を記録するも、橋本は15・000点。さらに個人総合のDスコア(演技価値点)の合計に応じ、加点が与えられる新ルールにより、橋本の点数が0・3上積みされ、軍配は橋本に上がった。岡は「もうD(スコアが)低いのが悪いので何とも言えないです」と負けを認めた。
橋本は2021年東京五輪、岡は24年パリ五輪の個人総合で金メダルを獲得。新旧五輪王者の直接対決を終えた岡は「(橋本は)本当に強いと思った。1種目目のミスから、こんな来るかなってぐらい後半伸びてきた」と脱帽。それでも「この先もトップで走っていくので、こういった戦いはすごい楽しいし、うれしいというか、これからもずっとこんな戦い方をしていきたい」と笑みを浮かべた。
国内外の大会で頂点に立つには、橋本の壁を打ち破ることが求められる。岡は「自分を奮い立たせてくれるような存在だと思っている。こういう戦いはこの先もあると思うんで、それを力に変えて、自分を奮い立たせて圧倒していきたい」と気合十分。今後も金メダリストによる熱い戦いが続きそうだ。











