ドジャースの山本由伸投手(25)が17日(日本時間18日)、米アリゾナ州グレンデールのキャンプ地でメジャー入り後初となる実戦形式のライブBP(シート打撃)に登板。主力打者を中心とした6人に対し空振り三振を奪うなど実戦に向けて最高の滑り出しを見せた。
気温が20度を超えたこの日午前11時過ぎ。絶好のコンディションの中、山本のドジャースでの初ライブBPがキャンプ地メイン球場で行われた。
対峙する打者は18年のMVPムーキー・ベッツ内野手(31)や20年MVPのフレディー・フリーマン内野手(34)ら主力ばかり。いきなり強打者との直接対決となったが背番号18を背負う右腕は動じなかった。
最初に打席に立ったベッツの初球から球速は150キロ前後を記録。その後、ベッツの4スイング目には変化球で空振りを奪いマウンドで仁王立ち。直後の5スイング目には中前打を許したが、ベッツとの対戦は計4球で1安打1空振り。上々の立ち上がりを見せるとその後は圧巻の投球だった。
2人目の打者バーンズには4球を投げ安打性の当たりはゼロ。快投はその後も続き、3人目のフリーマンは計5球でファウルを2球打つのが精一杯だった。これにはフリーマンも「ボールの制球が非常にいい。それに彼の投球フォームは独特で慣れていなかったからね」と苦笑い。それでも「ボールの変化も鋭いし本当に素晴らしいボールを投げる。彼の評価は過大ではなかったね」と改めてチームに加入した新生右腕に脱帽の様子だった。
結局山本は打者6人に対し計28球を投げ、安打性の当たりはベッツに許した1本だけ。期待通りの投球に見守った首脳陣も揃って満面の笑みを浮かべていた。
投球後、山本は今回の投球内容に関し「しっかり集中して投げられました。バッターとの対戦する感覚だったりを確認できたと思います」と納得の表情。そのうえで「直球は特にコントロール良く投げられました。スプリットも何球かいいところに決まっていたんで。メジャーのトップレベルの打者に対して投球が出来たのもすごく良かったですし。(今日の投球の点数は)85点。思ったより良かったです」。最後まで満足げな様子を浮かべた。
今後の登板予定は現時点で未定だが、3月20日から韓国で行われるパドレスとの開幕シリーズ(2試合)に登板する可能性も浮上している。
「だいたいいつも(開幕前のオープン戦登板は)4試合ぐらいなので。これからオープン戦に登板して徐々に(自分の感覚を)掴んでいけたらいい。もっともっと精度を上げていきたい」(山本)
開幕カードを視野に来週から始まるオープン戦でさらに状態を上げていくことを力強く誓っていた。











