阪神・湯浅京己投手が11日に行われた紅白戦(沖縄・宜野座)に、紅組の3番手として5回から登板。立ち上がりから3連打を浴びるなど、1回3安打1失点の内容だった。
直球の最速は154キロをマーク。守護神返り咲きを狙う右腕は降板後「感覚的には悪くなかった。打たれたことは悔しいですが、去年も一昨年も打たれたところから始まったので」とサバサバ。「状態的には全然悪くない。質の高いボールを投げられるようにしていきたい」と手応えを口にした。
だが、岡田彰布監督(66)からの評価は芳しくなかった。「アカンやろ。ブルペンでもボールが全然いってないやんか。ストレートでも。今日のやったらしんどいやろな」。背番号65をバッサリと切り捨てた指揮官は「湯浅だけやな。初球から球速(スピードガン表示)ばっか見とったんは。だから後ろ(クローザー)は落ち着いて投げろって。後ろは喜怒哀楽出したらアカンのや。グラウンドで帽子投げてるようなピッチャー、俺は使わへんよ。悔しかった打たれんように投げたらええねん」と容赦なく苦言を並べ続けた。
湯浅は昨季終了後から度々、チームの正守護神・岩崎からクローザーの座を奪い返す意向を公言してきた。だが、岡田監督は「一昨年まではセーブもあげていないピッチャーだったわけやから。去年からずっと言ってるやんか。0セーブのピッチャーを最初からそんなクローザーさせへんで、ハッキリ言うて。俺、去年も言ったやろ? 見てないしオマエ、周りがそういう感じにするから。でも、アカンかったらもう28セーブの岩崎がいてるからな。WBC選ばれたらクローザーちゃうで。勘違い。俺はずっと思ってるよ。そんな簡単にクローザーなんかできへんよ。あのポジションだけは」と語気を強め、若武者にさらなる心身の成長を求めた。












