巨人のドラフト1位・西舘勇陽投手(21=中大)が11日に宮崎春季キャンプ初の紅白戦に先発し、1回を三者凡退に抑えた。

 初陣から高いポテンシャルを見せつけた。西舘は初回に先頭・オコエを右飛に打ち取ると、後続も難なく抑えて打者3人でぴしゃり。三振こそなかったが、最速は148キロをマークした。上々のデビューを見せた右腕は「やっぱり緊張はしました」としながらも「最初の投球練習で落ち着いて投げられたのは良かった。結果的に三者凡退で終われたので良かったです」とまずまずの手ごたえを口にした。

 スタンドから投球を見届けた他球団007も口々に称賛。セ球団スコアラーの1人は「いい球を投げていたし、変化球もすごい良かった。あのクイックはやっぱり(攻略が)難しそう」と評せば、他球団のスコアラーも「球種が多彩で、全部がカウント球で使えるし、勝負球にもなるクオリティー」と絶賛した。

 即戦力ルーキーとして大きな期待を背負った西舘。ライバル球団を脅かす存在になるべく、今後も順調な調整ぶりを見せることはできるか。