阪神・大竹耕太郎投手(28)が10日、今キャンプ初の本格的なブルペン投球を行った。

 今年1月に左肩のガングリオン(良性腫瘍)を切除した影響で、全体練習でのブルペン投球を見送っていた左腕。「1月もあまり投げられてなくて、陸上部みたいだった。やっと野球ができて、仕事ができるという喜びもすごいあります」と笑顔で振り返った。

 この日は台に足を乗せての投球も行い「テイクバックが遅れると投げられない。テイクバックを早くあげようとか、意識してやるのではなくて。勝手にそうなるように、環境要因をつくってやっていました」と説明した。

 ソフトバンクから現役ドラフトで加入した昨シーズンは12勝を挙げる大活躍で、日本一に大きく貢献。今季は昨季と違った期待や責任を感じている。「謙虚の意味を吐き違えて、ちょっと後ろ向きになっていた。今年は1年間投げられなかったらどうしようとか。そういう後ろ向きなイメージではなくて。1年目にできたことを自信にして、前向きに取り組んでいければと思います」と〝ポジティブ思考〟でシーズンに臨む構えだ。

 昨シーズンは体調不良での離脱があり、惜しくも規定投球回には届かず。「昨年、(伊藤)将司とか、村上が自分より多いイニングを投げているのを見て、自分もそうあらなくてはならないと思った。今シーズンは(昨シーズンのイニング数)130にプラス20、30くらいを目指してやっていきたいです」と力強く話した。