【アリゾナ州グレンデール9日(日本時間10日)発】ドジャースの大谷翔平投手(29)が真っ青に染まってキャンプインした。初日はメディア対応、チームミーティングの後は室内での調整を行い、グラウンドには姿を見せることなく4時間ほどで引き揚げた。囲み取材で意気込みを語り、体の状態について「強度はもう100(%)に近い」と全開宣言。「バッティングは一段階とは言わずまだまだあると思っている」とさらに高みを目指すという。楽しみな1年が始まる――。
ドジャーブルーの薄めのパーカを着て午前9時に現れた大谷を約100人の報道陣が囲んだ。大谷は「新しいチームなので、本当に1年目のつもりでまずは環境に慣れる、チームメートに慣れることが最優先かなと思います」と初心を強調した。注目度は抜群でファン300~400人はキャンプ施設に集まった。
自主トレで顔を合わせた右腕ビューラーや内野手のラックスらとはすでに気心知れた間柄だと明かした。新天地でのコミュニケーションは「(あいさつは)基本的には自ら行きます。自ら行きますけど、結構いろいろな人にあいさつするので、まずは2回目のあいさつに行かないように(笑い)。一発目で覚えられるように。もし行った時は勘弁してほしいなと思います」と、少しおちゃめな場面も。
調整は順調で「強度はもう100(%)に近いので、あとはマシンだったりとか実際の投手の球を打つ段階をクリアするだけかなと思います」と打撃は全開宣言。
さらに、「打撃に関してはもう一段階上のレベルがあると思っているか」と問われるとこう強調した。
「バッティングは一段階とは言わずまだまだあると思っているので。入る打線によってやることは変わりますし、ただ、自分の磨く技術は変わらないので、そこはまだまだ先があるかなと思っています」。昨季、初めて本塁打王のタイトルを手にしたが、さらにその先を目指すという。
手術した右ヒジのリハビリについても「初めてではないので。2019年ですかね、同じような感じでやっていますし、ある程度のプロセスは理解しているので、前回よりスムーズにいくんじゃないかと思っています」と、落ち着いた様子で報告した。
ロッカーが隣となった山本由伸投手(25)については「チームメートですかね」と笑みを見せるとこう続けた。「ロッカーが隣なので話す機会はもちろん多くなるかなと思うんですけど。1年目なので分からないこととかあれば僕の方が知ってる部分はあると思うので、そういうところは一緒にやっていけたらと思います」。サポートを約束した。この日はグラウンドに姿を見せることはなく、室内で調整した模様。
ついにドジャースの一員としてスタートした大谷。ロバーツ監督は「今、彼のチームメートたちも彼の行動を観察しているところだと思う。何が彼を動かすかを学んでいる。でもこういうのは時間がかかるし、これから必要な会話もあるだろうけど、自分はいまだに彼がドジャースのユニホームを着ているのを見ると自分をつねっているよ」と笑顔で話した。
フリードマン編成部長も「我々が最高のチームを作りたいと考えた時のリストの中では一番だった。その彼がドジャーブルーを着ていることは本当に特別」と感慨深げだ。
2024年は球史に残る1年になる。












