卓球の女子シングルスでのパリ五輪出場が絶望的となった伊藤美誠(23=スターツ)の発言が、卓球大国の中国で注目を集めている。

 伊藤は五輪代表選考レース最終戦の全日本選手権に臨むも6回戦で敗戦。残り1枠となっていたシングルス代表は平野美宇(23=木下グループ)が獲得した。伊藤は団体戦要員となる3人目の代表に選出される可能性が残されているが、26日の記者会見では「団体戦に選出されても出るかどうかはっきり決まってない」と語った。

 これについて中国メディア「網易」は「伊藤が団体戦について正直に語る」と指摘。本来であれば団体戦でも五輪代表に選ばれれば喜びそうなものの、そうではない考えを語ったことに「伊藤の正直さが表れた」と驚きを持って報道。

「確かに伊藤はここまでシングルスで猛練習を積んおり、団体の出場権の誘惑はさほど大きなものではないだろう。なにしろ伊藤は東京五輪で3種目すべてで表彰台に立っている選手のだから」と、自分の目的や感情に素直に行動、発言する伊藤について報じた。

〝大魔王〟と恐れてきた伊藤の今後を、中国も注目している。