〝ひな語〟がさく裂だ。卓球の全日本選手権最終日(28日、東京体育館)、女子シングルス決勝が行われ、早田ひな(日本生命)が張本美和(木下アカデミー)に4―0のストレート勝ち。圧巻のパフォーマンスで2年連続3度目の優勝を飾った。
右肩上がりで成長を遂げる張本に対し、エースの底力を見せつけた。第1ゲームは5―9とリードを許すも、そこから6連続得点を奪って11―9で先取。第2ゲーム以降は早田のペースで試合を進めた。優勝が決まると、両手でガッツポーズ。「優勝っていいなと思った。今日は絶対優勝して、笑顔を見せたかった。栄冠をつかみたいと思っていた。しっかりかなえることができてよかった」と声を弾ませた。
かねて早田は男子テニスで元世界ランク1位のロジャー・フェデラー氏(スイス)のような「シンプルなプレー」を目指してきた。その中で〝ひな語〟という略語を用いて、自分の思考を整理。この日は「パラパラチャーハン」を意識していたといい「自分は手足が長いので両サイドは(ボールが)取れるので、相手は体の真ん中を狙ってくる。その真ん中に来た時に処理する時に使う」と明かし、報道陣の笑いを誘った。
独自の考えでエース道を突っ走る早田が目指すのは「パリ五輪の金メダル」だ。約半年後に迫る大一番に向けて「選考を戦い抜いた3位から下の選手の分も責任を持って、日本代表として恥じないようにしっかりと成績を出さないといけない」と力強く宣言。日本一の自覚を胸に、パリの地に足を踏み入れる。












