番狂わせだ。卓球女子の平野美宇(23=木下グループ)が全日本選手権4日目(25日・東京体育館)の女子ダブルスに張本美和(15=木下アカデミー)とのペアで出場するも、5回戦で敗退した。

 試合は序盤から2セット連続で落とす苦しい展開となった。その後は2セットを取り返し粘りを見せたものの、最後は力尽きた。

 平野は試合後に行われた会見で「最初からエンジンをかけることができなかった。最後は迷いが出てしまった」と悔しさをにじませた。

 張本との今後のペア継続については「まだ組むことは決まってない」とした上で「もしまた組む機会があったら、今日の負けを糧にしていいペアになれるように頑張っていきたい」とリベンジを誓った。

 26日からはシングルスに出場する。平野はパリ五輪代表選考ランキングで現在2位(486点)につけている。上位2名がシングルス代表に選ばれることになっているため、3位伊藤美誠(451・5点)との最後の1枠をかけたシ烈な争いとなる。

 平野は決勝に進出することができれば、無条件でシングルス五輪代表の出場が確定する。盟友との最終対決に向けて、「どちらが勝っても負けても、戦えることに誇りを持っている。まずは目の前の試合に勝つことを意識していきたい。自分で五輪出場を決められる立場にいるので、自分の人生をコントロールするという意識で戦っていきたい」と力を込めた。