陸上男子100メートルの清水空跳(星稜高3年)が31日、U20世界選手権(米国・オレゴン)を前に、千葉・成田市内のホテルで行われた結団式で意気込みを語った。

 清水は昨年夏の全国高校総体(インターハイ)で10秒00をマークし、12年ぶりに桐生祥秀の持つ日本高校記録を更新。同年の世界選手権東京大会で、男子400メートルリレーの候補者にも選出された。

 今季は負傷が続き、個人種目ではインターハイ予選も欠場。それでも「ずっとここで優勝したいというのが目標だったので、インターハイに行けないとしても、こっちで走る方が自分にとっては価値があるものなのかなと思う」と、初の世界舞台に照準を定めて調整を続けてきた。

 左太もも裏のケガ(軽度の肉離れ)については「しっかり休養をとって、練習をしてきて良い状態には持ってきている」と回復しつつあることを強調した。

 同世代の強豪がそろう初の世界大会に向けては「今9秒台、(10秒)0台で走ると言われたら難しいところにはなるが、9秒台の選手と競り合うことができたら、これからの経験にもなると思う。欲を言えば勝ちたいが、まずは勝負することを味わいたい」と意欲。故障明けながらも、一歩ずつ進んでいく構えだ。