シルバーコレクターからの脱却だ。卓球男子の松島輝空(そら=16、木下アカデミー)が全日本選手権3日目(24日、東京体育館)のジュニア男子で初優勝を果たした。

 松島はこれまで決勝に3回進出するも、全て敗れてきた。4度目の挑戦となった今大会では、優勝した瞬間に思わず倒れこんで喜びを爆発させた。「優勝して涙を流したのは人生で初めて。この試合に臨むにあたっては緊張や不安も大きく、準決勝も簡単な試合ではなかった。それだけに、苦しい中で勝つことができて本当にうれしい」と感慨深げに語った。

 決勝は吉山和希(16=岡山リベッツ)との同級生対決となった。「同級生にだけは負けたくなかった。彼とは海外でも一緒にプレーしていて、自分にとっては大きな存在。将来的には2人で日本代表として貢献できたらいい」と共闘を誓った。

 25日からはダブルスも開幕する。パリ五輪の団体3枠目で出場を狙う松島にとっては、負けられない戦いとなる。「ジュニアでいいスタートが切れた。ダブルスも一般も優勝を目指して頑張りたい」と力を込めた。