「降ってわいたメジャー移籍報道は本人にとってプラスに働くのか」
ロッテ周辺でこんな声が漏れ始めている。12月上旬、ポスティングシステムを利用して今オフの米移籍を球団に要望していたことが明らかになった佐々木朗希投手(22)のことだ。
今オフ、複数の米メジャー関係者が「佐々木が米移籍を目指している」と報じた令和の怪物の移籍騒動。結局、12月15日だった締め切り日までに球団からポスティング申請はなく、事なきを得たがチーム内ではこの騒動以降、何とも言えない空気が漂い始めているという。
あるチーム関係者の一人がその内情をこう明かす。「朗希にメジャー志向があることは誰もが知るところですが、まさか水面下で今オフの移籍を画策しているとは思いませんでしたからね。確かに朗希は完全試合をしたり160キロ超えの直球を連発してファンをうならせるなどチームに貢献しているのは事実です。でも、プロ入り後の4年間でシーズンを通して活躍した年は一度もないですし、今季も15試合の先発で7勝止まり(4敗)ですから。チーム内でも『いくら何でも球団にメジャー移籍を要望するのは早すぎるんじゃないか』という声が飛び交っているのです」
こうなると気になるのが佐々木の2024年シーズンのパフォーマンスだろう。メジャー移籍を狙っていることが明らかになった以上、佐々木には周囲に移籍を納得させるべく「1シーズンを通して先発ローテーションを守り結果を残すこと」が必然的に要求される。これは本人にとって相当な重圧になることが予想され、周囲もその影響を早くも不安視し始めているという。
「この4シーズンは育成期間ということもあり、球団側が登板間隔を十分にあけるなどして朗希を大切に育ててきた。少しでも体に違和感が出ればすぐに休ませたのも本人の体調を優先したからこそ。でも、24年は結果を求める以上、簡単には休めなくなるでしょうし、本人も多少無理をしてでもシーズンを乗り切ろうと躍起になるはず。その辺りがどう出るか…」(前出関係者)
プロ5年目を迎える怪物は不安と期待が交錯する1年となりそうだ。












