米スポーツサイトのブリーチャー・リポートは11日(日本時間12日)にポスティングシステムでのメジャー移籍を目指すDeNAの今永昇太投手(30)の「移籍先ランキングトップ10」というタイトルの記事を掲載し、1位にヤンキース、2位にメッツ、3位にドジャース、4位にレッドソックス、そして5位にパドレスが入った。現在の移籍市場で最も注目されているオリックス・山本由伸投手(25)獲得を目指しているチームばかりだ。

 記事では、米スポーツ専門局ESPNのジェフ・パッサン記者が1日(同2日)、「(獲得に興味を持っている)球団は、今永を(メッツの)千賀滉大のような契約(5年7500万ドル)で獲得することを望んでいたが、彼の市場は強固に成長しており、ある関係者は彼の契約が1億ドル(約146億円)に近づく可能性があると語った」と伝えたことを紹介。同サイトは「日本での実績を見る限り」、それほどの価値は「ありそうだ」と評価した。

 5位に挙げたパドレスについては「今永をスカウトしてきたことで知られている」ものの、「資金を分散させた方がいいのではないか」と疑問を呈した。

 4位のレッドソックスについては「山本由伸が最大の獲物であることに変わりはないが、今永はプランB以上の存在かもしれない」。その理由として、「(他球団なら)先発ローテーションの3番手あたりだろうが、ボストンなら間違いなく1番手になれる」と、先発投手陣の層が決して厚くはない現状を挙げた。

 3位のドジャースについては、「大谷翔平と7億ドル(1023億円)で契約し、さらに山本に3億ドル(約438億円)というのは厳しいかもしれない」と分析するも、「興味レベルについては公表されていないが、今永も(別の)選択肢のひとつになるだろう」と指摘した。

 2位のメッツについては「山本に興味を持っていることは周知の事実だが、今永にも非常に興味を持っていると聞く」。そして「もし山本と契約できなければ、今永に先発2番手の枠を提供できる唯一のチームとなるかもしれない」と資金面で有利な立場にあることを示唆した一方、「ただし、ニューヨークの別の球団が同様のオファーを出さない限りは」と付け加えた。

〝ニューヨークの別の球団〟が1位のヤンキースだ。同サイトは「どう考えても、山本はヤンキースが真剣に(2番手として)コールの後ろに置きたい選手だが、万が一彼を獲り逃すことになれば、これまでスカウティングしてきた今永は(先発2番手の)もう一人の選手になる」、「日本人投手(ヒント田中将大)の大成功例や優勝の可能性が広がることをアピールしての招致が可能」との見解を示した。

 ランキングの6位から10位はジャイアンツ、カブス、ブルージェイズ、レンジャーズ、エンゼルスとなっている。