第2回現役ドラフトが8日に非公開で行われ、西武8年目の愛斗外野手(26)をロッテが指名し移籍が決まった。

 愛斗は「また一から新たに頑張ろうという気持ちです。ロッテには台湾ウインターリーグで一緒だった選手や同級生もいるので安心です。信頼を得ていくところからスタートになるので、1年目という気持ちで自分のできることをやっていきたい」と新天地へかける思いを語った。

 昨年、レギュラー定着への足場を作って今季に賭けたが、序盤の好スタートも続かず6月に抹消。結果的に73試合出場で打率2割1分4厘、4本塁打、15打点に終わった。

 今年4月26日のロッテ戦(ZOZO)で自身2度目のライトゴロを成功させている愛斗の武器はその守備力と強肩。常々「正直(外野守備は)誰にも負けていないと思っている。あとはレギュラーとして打たないとゴールデン・グラブ(GG)賞は取れないと思う。守備がうまいだけでは取れないと思っている」と言うように、愛斗の課題は打撃のみとなっている。

 11月28日の契約交渉(400万円減の推定2900万円で更改)では「打撃以外の事は正直、何も考えていないです」と今オフの課題を打力向上の一点に絞っている。

 打撃面さえ形になれば外野のレギュラー、GG賞は後からついてくる未完の大器。渡辺久信GM(58)は「環境を変えることで彼の野球人生はまだまだ伸びると思っています」と期待を込め、愛斗を新天地へ送り出した。

 ロッテ・愛斗は打撃向上によって、その潜在能力を開花させることができるか。