現役ドラフトが8日に開催され、ソフトバンク・水谷瞬外野手(22)が日本ハムへ移籍することが決まった。ホークスは、日本ハム・長谷川威展投手(24)を獲得した。
現役ドラフトの結果を受けて、福岡市内の球団事務所で取材に応じた三笠杉彦GMは、まず「今年伸びていて期待もしている選手ではありましたが、ポジションごとのことを考えてというところ」と水谷を指名可能リストに入れた理由を説明。その上で「現役ドラフトのルール上、バランスというか、能力的にまったく構想外というわけではなく、いい選手を供出すれば、順番が早く回ってくるというルールなので、そのバランスの中で判断させてもらった」と語った。
獲得した選手は日本ハムの長谷川。三笠GMは「左のスリークオーターで、我々の層がないところ。チャンスがあるんじゃないかなと思います」と期待を込めた。
希少な左腕は、今季一軍で9試合に中継ぎ登板。二軍ではイースタン最多タイの8勝を挙げた。三笠GMは「リストに上がっている選手を見ての意味合いというところ。投手中心に、あとは二遊間の内野手というところで考えていた」と今回の狙いを語った。
チーム事情などで出場機会に恵まれない選手が各球団に一定数いる。移籍を活性化し、日の当たらない選手に新天地で活躍の可能性を広げる趣旨で開催される現役ドラフト。今回が昨年に続いて2回目となるが、三笠GMは「昨年の結果を受けて、大竹(阪神)君とか、細川(中日)君とか活躍している選手も見て、全体的な印象としては、積極的に選手を出す球団が増えたのかなという印象はある」と率直な感想を述べた。
今回も昨年に続き、2巡目は実施されなかった。球界内では開催時期を巡っての議論もある。都度、改善ポイントを集約して趣旨に沿った制度を目指していく。












