鷹ナインの魂の訴えが球団を突き動かした。ソフトバンクの〝お風呂問題〟がついに解決する。築30年を迎えた本拠地・ペイペイドームの大浴場を巡っては、数年前から主砲・柳田悠岐外野手(35)らから〝修繕願い〟が出されていた。来年1月中旬からリニューアル工事が始まるが、その規模は実に数千万円。きれいになったリフレッシュの場が、V奪回の切り札となるか――。

 ペイペイドームの大浴場が大規模リフォームされる。前年に要望を出した一人の谷川原は7日の契約更改を終えて「お風呂は改修工事をするみたいなので」とうれしい進展を打ち明けた。

 経年劣化もさすがに限界だった。ナインの話を総合すると、かなり年季の入った趣となっていたようだ。昨年の契約更改の場では「もうちょっときれいにしてほしい。もっときれいだったら快適にお風呂に入れると思う」などといった切実な声が噴出。また、冬場のトレーニング後に使用した際に脱衣所が寒すぎるとのことで「暖房を付けてほしい」などといった要望も出されていた。

 何より大浴場は疲労回復、リフレッシュにとって重要な場所だ。打撃投手などの裏方にとっても不可欠で、体を温めてからマッサージを受けたり、調整のルーティンとして使用する選手もいる。主砲の柳田はナインを代表する形で「単純にもう古いし、水回りは大事と言いますし。変えられるならばお願いします」と伝えていた。

 それが新しく生まれ変わる。関係者の話を総合すると、1月中旬から改修工事が始まり、数千万円規模に及ぶリニューアルとなるという。脱衣所は鏡や棚、傷みが激しかった床を含めて一新。浴室内もシックな色合いに変わり、浴槽をはじめシャワーヘッドも新しくなる。さらに、サウナ室で使用されている木材も新調。冬場の寒さも解消に向かうことになるという。

 今季まで3年連続でV逸を喫しているソフトバンク。球団は今オフも大型補強を敢行しているが、数千万円をかけて生まれ変わる大浴場も、強力な〝新戦力〟となりそうだ。