新日本プロレスのIWGPタッグ王座を保持する「毘沙門」こと後藤洋央紀(44)、YOSHI―HASHI(41)組が、「ワールドタッグリーグ」3連覇へ望みをつないだ。
ここまで3勝2敗1分けで勝ち点7の毘沙門は、Bブロック最終公式戦(7日、宮崎・都城)で勝ち点8のタイチ&上村優也と対戦。すでに前の試合でヒクレオ&エル・ファンタズモが勝ち点10に伸ばして突破を決めており、生き残るには勝利しか許されない状況だった。
だが、後藤がタイチにテーピングが貼られた首を攻められて悶絶すると、YOSHI―HASHIは上村のプランチャ、ダイビングボディーアタックをくらい、苦しい時間帯が続いた。
さらに20分過ぎには、YOSHI―HASHIが上村に変型裏投げを決められ、絶体絶命のピンチを迎える。それでも、かんぬきスープレックスだけは決めさせなかった。ここで後藤がラリアートで助太刀に入り、2人の合体技が炸裂。さらにYOSHI―HASHIが起死回生のカナディアンデストロイヤーでタイチを排除した。
残るは上村だ。2人はデンジャラスニーブラを決めると、トドメの消灯が炸裂。YOSHI―HASHIが上村から3カウントを奪い、23分42秒の激闘に終止符を打った。
これで勝ち点10のヒクレオ組が1位、勝ち点9の毘沙門が2位での突破が決定。準決勝(8日、鹿児島)ではヒクレオ組がTMDKのマイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト、毘沙門はアレックス・コグリン&ゲイブ・キッドと激突する。
試合後、敵軍の健闘をたたえたYOSHI―HASHIは「あと2つ、俺とごっちゃんで必ず勝ち抜いてみせます。昨年は優勝して空前絶後のざんまいをお見せしました。今年は見ている方が『バカもーん』、そう一喝するくらいの、けしからん極上のざんまいをお見せします。皆さま、楽しみにしていてください」とマイクアピール。理解不能な言葉を羅列したため実況席も大混乱だった。
一方の後藤は「時間も時間なんで締めたいと思います。また明日、鹿児島で会いましょう、消灯!」と宣言すると、本当に会場が暗転。とにかく、これで勢いづいた毘沙門がタッグ王者でのリーグ戦制覇へ一直線だ。













