「第52回三井ゴールデングラブ賞」の表彰式が30日に都内で行われ、西武・源田壮亮内野手(30)がパ・リーグ遊撃手部門で6年連続6度目の受賞を果たした。

 源田は「毎年モチベーションになっていますし、今年も受賞できてうれしいです」と喜びのコメント。「来年もまたここに立てるように頑張りたい」とパ・リーグ遊撃手としては1972~78年の阪急・大橋穣内野手に並ぶ7年連続受賞にロックオンした。

 今季は3月のWBC東京ラウンド韓国戦で右手小指を骨折した影響で、シーズン出場は7年目で最少の100試合にとどまった。そのためこれまで圧倒的な支持率だった得票数はオリックス・紅林にわずか1票差をつけただけの〝薄氷の6連覇〟だった。

 しかし、源田は「1票差でしたけど、選んでいただいて本当にうれしかった。一度取るとやはり譲りたくない賞ですし、来年も取りたい。ファンの皆さんが盛り上がり、野球界のためにはいい」と僅差の勝利を喜び、守備職人としてのプライドを隠さなかった。

 普段は穏やかで闘争心を表に出すことのない源田だが「子供の頃から守備で褒められることが多く、子供もながらに自分の強みは守備なんだって分かっていた」。自らのアイデンティティーにかかわる同賞のことになると、つい口調も熱くなってしまうようだ。

 GG賞の最多受賞回数と連続最多受賞はいずれも阪急・福本豊外野手が1972~83年に記録した「12」。連続受賞への意欲を問われた源田は「まだまだ行きますよ。(12年を)目指して頑張ります」とそのプライドをむき出しにしていた。