西武・松井稼頭央監督(48)が28日、東京・豊島区の西武ホールディングス本社を訪れ、後藤高志オーナー(74)に今季の報告を行った。
就任1年目で優勝したオリックスに22・5ゲーム差の5位に終わった松井監督だが、後藤オーナーは「監督1年目として非常に苦しいシーズンだったと思います。結果的には5位ということでしたが、走魂を掲げて存分にやってくれたと思います。若手選手もどんどん起用して着実に伸びてきているし、その意味では本当に高い評価をしています」と結果ではなく、その育成面をたたえた。
また同オーナーは「昨シーズンは完投が2試合、今シーズンは完投は9つということで7試合増えた。松井監督と先発投手が一人平均何回投げたかという話になって、ウチが6回ということで1位なんです。これは本当に誇れる数字だし、その意味では先発が本当に頑張ってくれた」と先発陣の奮闘に言及した。
一方で、中継ぎ以降の方程式が確立できなかったこと。また好投する先発陣を打線が援護しきれなかったことが課題として浮き彫りになっている。
松井監督からの報告を受けた同オーナーは「非常に数字に強い人ですね。数字をしっかり頭に入れて、その課題をしっかり認識している。非常に感心しました」と松井監督への認識を改めながらオフの補強についてもこうサポートを約束した。
「とにかく西武グループを挙げて松井体制をしっかりサポートしていく。課題としては野手の底上げ、チーム打率2割3分3厘が最終的には成績と連動している。大砲クラスのバッターが欲しい。そして抑えのところも考えて外国人選手を検討しているところです」
山川穂高が抜ける可能性のあるクリーンアップ、全盛期を過ぎた守護神・増田に代わるクローザー候補の外国人の補強を明言した後藤オーナーは「これはしっかりサポートしていく。おカネのことはとにかく心配しなくていい」と力強くバックアップを約束した












