女子プロレス「スターダム」に参戦する〝狂乱娘〟こと鈴季すず(21)が、ワールド王者として中野たむの復帰を待つ。

 左ヒザの負傷で欠場中の中野は30日に、44日ぶりとなる「X」(旧ツイッター)を更新。「生きています」と切り出し「チャンピオンとしての責任を最後まで全うできなくて、ふがいない気持ちでいっぱいです。ベルトをかけて戦う予定だった鈴季すず選手には大変ご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした」と謝罪の言葉を投稿した。

 鈴季は11月18日大阪大会で当時のワールド王者・中野に挑戦予定だったが、王座戦は中止に。10月17日を最後にSNSの投稿すらなかった中野に王者失格の烙印を押し、〝口撃〟を続けていた。

 ようやく沈黙を破った中野について「一番最初に思ったのは、中野たむらしくないなって。私は散々言ってきたけど、別に謝罪してほしいわけじゃないから」とした上で「SNSを通して謝罪するくらいなら、元気な姿で戻ってきて、私がベルトを持ってる状態で逆の立場でシングルマッチしろや。SNSを更新するということは、ちょっとでも戻ってくる気持ちがあると受け取ったから」と通告した。

 そのためにも、まずは年内のワールド王座取りを確実にする。同王座は中野の返上により空位となり、シングルリーグ戦「5★STAR GP」覇者の鈴季が挑戦権利証を保持。その権利証をかけ、2日の愛知・ドルフィンズアリーナ大会では葉月と対戦し、勝者が29日の東京・両国国技館大会で舞華と新王者決定戦を行う。

「葉月とは1勝1敗だし、やっててめっちゃ面白い。自分に試練を与えてしまったなと。だけど、試練がある方がベルトへの道のりは面白いと思うし、葉月を超えて自信と強さを身につけた状態で舞華と両国で向き合うのが面白いんじゃない」

 最後は中野に「お前が戻ってきたころには立場が逆転してるから。悔しかったら(ベルトを)取りに来いよ、バーカ!」と、らしさ全開でメッセージを送り、まずは愛知決戦に気持ちを向けた。