国内FA権を行使し、去就が注目されている西武・山川穂高内野手が23日に32歳の誕生日を迎えた。
球団公式のX(旧ツイッター)では選手の誕生日当日の午前8時にお祝いメッセージを投稿するのが恒例となっている。しかし、渦中の山川に対して球団公式はこの祝福ポストを〝スルー〟。両者の間にある埋めがたい溝を〝不作為〟という形で認めた格好だ。
すでに球団は山川側に今季推定年俸2億7000万円から大幅減の1年契約で残留交渉を済ませている。あとは移籍先の大本命とみられるソフトバンクとの交渉を待ち、山川本人の決断を受け入れるだけの状況だ。
前日22日のオーナー会議では後藤高志オーナーが改めて山川問題について「FAは選手の権利ですから、私のほうからコメントすることはない。後は球団に任せるという状況です」とコメント。一連の騒動に絡め「彼がやったことについては真摯に反省し、これからしっかりした道を歩んでもらいたい。そういう中でFA宣言をしたわけですから、そのことを踏まえて判断を下すのだろうと。それについて私からコメントすることはない」とこれまで通りの厳しい姿勢を貫いていた。
もはやファンをはじめ球団、オーナーの全てが山川の移籍を受け入れる心構えを完了しているかのような状態…。そんな中で注目されているのが、26日に予定されている「ライオンズ・サンクスフェスタ2023」に山川が参加するのかどうか。〝ファン感〟が球団の公式行事であることから、所属選手である山川には参加する義務がある。ただ、14日に「自分自身への戒め」のための〝FA宣言声明〟を出し、ライオンズファンから集中砲火を浴びている山川への逆風はますます強まっている。
自ら作った状況の中で孤立を深める山川はどう振る舞うのか。それとも参加を見送るのか…。動向が注目される。











