新日本プロレス20日の後楽園ホール大会で、嘉藤匠馬(20)がデビューを果たした。

 大阪府和泉市出身の嘉藤は高校卒業後に上京。2022年にオカダ・カズチカが出演したオーディション番組「THEスピリット~闘魂レスラー発掘プロジェクト~」(フジテレビ系)で合格を果たし、今年4月に入門していた。

 デビュー戦で2メートル1センチ115キロの巨漢を誇るオスカー・ロイベと対戦した。圧倒的なパワーの前に苦しい展開が続いたが、ドロップキック2連発で反撃する場面も見せた。しかしやはり壁は厚く、最後はボディープレスで3カウントを奪われた。

 試合後のバックステージでは「クソ、オスカー、まったく歯が立たなかった。でも絶対いつかオスカーから3カウント奪ってやる」と悔しさをあらわに。「格闘技の聖地と言われるこのリングに上がれたことはうれしいですけど、負けてしまったので悔しさしかないです。今は今日負けたオスカーさんに借りを返すことしか考えられないです」とさらなる精進を誓った。

 デビューに際しオカダからは「頑張って」と声をかけられたという。「あの番組で入った以上、やっぱりオカダさんから勝ってベルトを取るのが一番の目標なので。そこに向かって、まずはオスカーさんを倒せるように頑張っていきたいです」と、野望を掲げていた。