巨人の阿部慎之助監督(44)が10日に行われた侍ジャパンとの練習試合(清武)で監督就任後初となる指揮を執り、1―0で初陣を勝利で飾った。

「最後は1点多く取って勝っている、それがベスト」。この日の練習試合では結果よりも内容を重視しながらも、最終的には僅差で勝利することを願った阿部監督。そんな中で迎えた一戦は、理想通りの展開となった。

 まずは3回に萩尾が同僚の侍・赤星から先制適時打を放ち1点を奪い取ると、投げては先発の松井が3回無失点と好発進。その後も堀田―ルシアーノ―直江と零封リレーで侍打線を圧倒し、僅差で試合を制した。

 記念すべき初戦を白星発進とした新指揮官。試合終了後にはレフトスタンドのG党から現役時代の応援歌が合唱され、祝福ムードが漂った。

 阿部監督も「課題もあるけど収穫の方が多かったのではないですかね。今日はとてもいい1日だったんじゃないですかね」と手応えをつかんだ様子。「キャンプでみんな頑張っているのを見ている。チーム打撃として自己犠牲の部分も今日はしっかりできていた。走塁も相手にプレッシャーをかけられたので、素晴らしかったなと思います」と教え子たちを褒め称えた。

 指揮官にとっては初勝利となった結果以上に、選手それぞれが見せた成長が何よりの収穫となったようだ。