全日本プロレスの暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」(12日、東京・後楽園ホールで開幕)の会見が7日に都内のホテルで行われ、3冠ヘビー級王者の中嶋勝彦(35)が参加を表明した。
9月末でノアを退団しフリーに転向した中嶋は「全日本の乗っ取り」を掲げて単身殴り込みをかけ、5日の札幌大会で王者の青柳優馬に挑戦。約15年ぶりとなった王道マット復帰一発目で、いきなり団体最高峰王座を奪取した。一方で当初から最強タッグには興味を示さず、5日の試合後に大森北斗から「俺と出ないか?」と呼びかけられても「誰だよ、お前? 興味ねえわ!」とあしらっていた。
だがこの日、会見の冒頭にズカズカと姿を見せると「タッグリーグ、俺は『興味ない』って言ったよ。でも考えてみたら、この3冠ベルトと同じくらい歴史があるリーグ戦だ。そのリーグ戦をも制覇したら最初に言っていた通り、全日本プロレスを乗っ取れるな」と一転して「X」として残されている最後の枠に名乗りを上げた。さらにすでに大みそかの東京・国立代々木競技場第二体育館大会でエース・宮原健斗とのV1戦が決まっているだけに「年末でも俺が勝ったら、もうこの全日本は俺のものだ。タッグリーグだが、俺は一人だ。闘魂スタイルの中嶋勝彦一人で、王道スタイルのお前らと戦ってやる。かかってこい」とまさかのタッグリーグへの単独エントリーを宣言した。
するとそこに登場した大森から改めて「アンタに強い野望があることは分かりましたよ。でもその野望をかなえるための方法は俺と組んでやるしかないでしょ」とラブコールを送られる。だが中嶋は相変わらず「お前は必要ねえよ」とにべもなく去っていった。常識的に考えればタッグリーグへの単独エントリーはありえない。大森とのタッグでエントリーとなるのか、それともまた別の選手と組むことになるのか。されたい放題になっている全日本サイドの対応も含めて気になるところだ。












