阪神の38年ぶりの日本一は、虎自慢のリリーフユニットが締めくくった。
9回のマウンドにまず立ったのは「スペードのエース」こと新セットアッパーの桐敷拓馬投手(24)。「まさか自分が(出る)とは思いませんでした」と試合後は上気した表情で振り返った。異様な雰囲気の中の出番だったが「チームメートのみんなが送り出してくれて、本当にやってやろうという気持ちだった。起用してくれた岡田監督に感謝です」。球団史に残る一幕に名を刻んだ。
9回二死とし、最後にマウンドに立ったのは当然ながら守護神の岩崎優投手(32)。頓宮に一発こそ浴びてしまったが、最後の打者・杉本を左飛に打ち取り、歴史的なゲームをクローズさせた。「誰でも立てるところじゃないので。最後に勝ったチームの投手というだけで光栄です」とまずは感謝の言葉を並べた。
歓喜の輪の中には、今年7月に28歳の若さで天国へ旅立った元虎戦士・横田慎太郎さんのユニホームも掲げられた。岩崎と横田さんはドラフト同期。「(横田さんと)一緒にいるって感じでした。何とも言えない。ホッとしてます」と岩崎は語った。












