新日本プロレス4日の大阪大会で、IWGP・USヘビー級王者のウィル・オスプレイ(30)が海野翔太(26)の挑戦を退け、3度目の防衛に成功した。
場外に設置したテーブル上へのタイガードライバーなど、非情な攻撃で主導権を握ったオスプレイだったが、窮地の海野を鼓舞するべくジョン・モクスリーがセコンドに登場すると、試合の流れが一気に変わる。奮起した海野に変型デスライダー、旋回式デスライダーと怒とうの猛反撃を許すと、雪崩式ダブルアームスープレックスでマットに叩きつけられた。
さらについに正調のデスライダーを浴びてしまったオスプレイだったが、倒れざまにヒドゥンブレードを決めて海野にカバーを許さない。戦況を五分に戻すと、互いに左手を握り合ったままエルボー合戦を展開した。
ストームブレイカーをウラカン・ラナで切り返されながらも、3カウントは許さない。ヒドゥンブレードから掟破りのデスライダーを決め、ストームドライバー93を発射。なおも粘る海野をヒドゥンブレードからのストームブレイカーで振り切り、40分超の死闘に終止符を打った。
試合後のリング上でオスプレイは昨年4月シカゴ大会で敗れた因縁のあるモクスリーを招き入れたが、何と直後にデビッド・フィンレーが乱入。2人そろってKOされ、オスプレイが自作したUKベルトと、本来のUSベルトの両方が破壊されてしまうという屈辱を味わった。
肩を借りてバックステージに現れたオスプレイは「レッスルキングダムでの再戦をモクスリーに持ちかけようとした瞬間、クソ野郎に邪魔をされた。それがお前の望みか。何て安い、薄っぺらい人間なんだ。俺の財産を破壊するつもりならば、いいだろう、ダブルデートだ」と、来年1月4日東京ドーム大会でモクスリー、フィンレーとの3WAY戦を提案。
「新しい王座をかけて戦おう。新日本よ、新しいベルトを作ってくれ。この俺が取って、世界中連れまわせるものを」と、団体に新タイトルの設立を訴えていた。単にベルトを新調すればいいだけの話のような気もするが、果たして――。














