新日本プロレス4日の大阪大会で、NEVER無差別級6人タッグ王者のオカダ・カズチカ(35)、棚橋弘至(46)、石井智宏(47)組がザック・セイバーJr.(36)、マイキー・ニコルス(38)、シェイン・ヘイスト(38)組の挑戦を退け、4度目の防衛に成功した。

 王者組は終盤にマイキー&シェインの合体技攻勢で分断され、棚橋が孤立する苦しい展開。それでも絶体絶命のピンチにこそ真価を発揮するのがエースだ。ザックドライバーを起死回生の首固めで切り返し、ザックから大逆転の3カウントを奪ってみせた。

 しかしこの日最大の驚きは、試合後のリング上だった。場内が暗転すると、何と米国・AEWのブライアン・ダニエルソンがVTRで電撃登場したのだ。

 オカダは今年6月に両団体の合同興行「Fоrbidden Dооr(禁断の扉)」で、ブライアンに2015年8月の中邑真輔戦以来となるギブアップ負けという屈辱を味わった。10月にはAEWのリングでタッグ戦での再戦が実現し、レインメーカーでKO。雪辱戦の機運が高まっていたが、ブライアンが左目眼窩底骨折を負っていることが報じられ、動向が注目されていた。

ビジョンに登場したブライアン・ダニエルソン
ビジョンに登場したブライアン・ダニエルソン

 ブライアンは「お前は二度も俺の骨を砕いた。俺の心には復讐心がたぎっている。だから今俺はお前に挑戦を表明する。1月4日東京ドームで、1対1の勝負で俺は復讐を果たす。今度は俺がお前の腕を破壊してやる。お前はもうレインメーカーを打つことができないだろう。二度とだ」と新日本の年間最大興行での再戦を要求。

 もちろんオカダにも断る理由はない。「おい、ブライアン。復讐したいのはこっちのセリフなんだよ。お前の右腕を折ろうが、顔を骨折させようが、こっちは1回も勝ってないんだよ。破壊できるものなら破壊してください。1月4日ですか、レッスルキングダム18ですか。次はレインメーカーで俺が勝つ。ブライアン…イエス」と受諾宣言を繰り出した。

 これにより全世界が注目したドリームマッチが、1・4ドームで再び実現することが決定的に。オカダは「しっかり(左目を)治してこいよ。復讐に燃えてるんだろ? しっかり間に合わせてくれよ、東京ドーム。まあ怖いならいいよ、そのまま逃げてくれ。構わない。ただブライアン、ありがとう、俺を指名してくれて。Fоrbidden Dооrの借りは東京ドームで返させてもらう」とホームリングでの雪辱を誓っていた。