日本シリーズ第5戦が2日に甲子園球場で行われ、オリックスは阪神に2―6で逆転負けを喫した。

 8回に猛虎打線が牙をむいた。2021、22年のポストシーズンでは3連投を避けていた中嶋聡監督。だが、8回に山崎颯が1点を失った直後の一死二、三塁で、第3、4戦に連投した宇田川優希投手(24)を投入。森下の2点適時三塁打で逆転を許し、大山にも適時中前打を打たれ、2点差とされた。

 宇田川は3連投について「体の状態とか疲労とか、関係なしにただ打たれました」としつつ「真っすぐを自信持って投げたんで、それを打たれてしまったならしょうがないというか、相手が上だったなと思いました」と唇をかんだ。

 交代を告げるためマウンドに向かった平井コーチに背中をポンと叩かれ、涙を流した右腕。「常に準備はしていたんですけど、監督の期待にも応えられなかったっていうのが一番悔しいです」と肩を落とした。

 指揮官は「3連投だったんですが、調子もいいと聞いていましたし、ここで三振を取ってくれという感じで。相手もうまく打ちましたし、しょうがないです」と話した。

 3番手の阿部もノイジーを四球で歩かせ、二死一、二塁で坂本に適時三塁打を許し、6点目を奪われた。オリックスは、対戦成績を2勝3敗とし、後がなくなった。