阪神・岡田彰布監督(65)が30日に甲子園球場で行われた全体練習終了後、報道陣の取材に応対。翌31日の日本シリーズ第3戦・オリックス戦(甲子園)へ向け、大卒ルーキーの森下翔太に奮起を促した。

 森下はここまで日本シリーズ2試合を戦い9打数1安打。打率1割1分1厘と結果が伴わない。前夜の第2戦(京セラドーム大阪)では初回一死一塁の打席でエンドランのサインが出た中、右飛に倒れてしまい「初回でガクっとくるよな。エンドラン言うたらゴロを転がすんとちゃうん?」と指揮官から名指しで苦言を呈されていた。

 一夜明けたこの日、「きのうだいぶ打撃コーチに言われたんちゃうか? まだ1年目やからな。最初は野球の教育からや」と森下について問われた岡田監督はニヤリ。「団体競技やからな。一人でそういう違うことやったらアカンわけやから」とチームプレーの徹底を改めて厳命した。

 サバサバとした表情でグラウンドから引き揚げてきた森下は「甲子園に(球場も)変わるんで、気持ちをまた切り替えて挑んでいきたい。この前の試合も(野手の)正面を突いてしまっただけなので感触としては悪くないと思う」と仕切り直しを強調。「パリーグのピッチャーはやはり直球が軸になってくる。そこに負けないようにしたい。コントロールはアバウトにくると思うので甘い一球を捉えられるようにしたい」と巻き返しを誓った。

 星は1勝1敗の五分。一気呵成の3連勝で、聖地の夜空の下38年ぶりとなる日本一を超満員の虎党たちと祝福したい。