阪神は29日の日本シリーズ第2戦・オリックス戦(京セラドーム大阪)に0―8で完敗。先発・西勇が4回途中を6安打2四球4失点でKOされると、打線も相手先発・宮城を打ちあぐねシャットアウト負けを喫した。
「協議するんやってな。ベースまでは主審の判断と違うんか?」試合後の岡田彰布監督(65)は審判団のジャッジに苦言を呈さずにはいられなかった。問題のシーンは初回一死一塁としたオリックスの攻撃。森の放った一塁線付近への打球を好捕した大山は、素早く遊撃・木浪へ送球し3―6―3の併殺を完成させた…かに思われた。この時、球審の市川はフェアと判定したが福家一塁塁審のジャッジはファウル。2人の判定が食い違ったため、審判団による協議が行われ最終的には場内マイクで「協議の結果、ファウルとしてプレーを再開する」と責任審判の嶋田(左翼線審)がアナウンス。阪神守備陣が奪ったかに見えた併殺は〝無効〟となった。
場内は虎党の怒号とオリ党の安堵の歓声が入り交じる異様な雰囲気に。すぐさま岡田監督が抗議に向かったが判定が覆ることはなかった。試合後の指揮官は「みんな審判団で協議した言うとったわ。(本塁から一塁)ベースまでは球審の判断ちゃうんか? そんなんオマエ協議のルールなんか知らんよ俺。シリーズやから何も言わんかったけどな。そんなルール、野球やってて初めて聞いたわ」と首をかしげた。












