新日本プロレス「スーパージュニアタッグリーグ」(26日、埼玉・春日部)で、エル・デスペラード、マスター・ワト(26)組がロビー・イーグルス(33)、藤田晃生(21)組を下し3勝目を挙げた。6人タッグ7番勝負を経て電撃合体したワトとのタッグは上り調子だが、デスペラードの認識はあくまで――。

 開幕直後こそチームとして精彩を欠いた2人だが、25日後楽園大会の3戦目から軌道修正に成功。1敗を死守して首位タイを走っている。

 もっとも、この日はマイク中に肩を叩かれて激高したデスペラードが中断して先に帰ってしまうなど、不和は相変わらずだ。呉越同舟タッグで成長をもくろむワトとの関係性を、デスペラードは「アイツの中ではカカロットとベジータくらいの感覚なんだろう。悪いけど悟飯と、守ってくれないピッコロさんだぞって。もし俺が彼をかばって死んだらすごく大きく超えていくんだろうけど、それだけは絶対にないし」。若い世代に伝わるか、いささか不安な例えを用いて解説した。

 優勝すればIWGPジュニアタッグ王座(現王者はクラーク・コナーズ&ドリラ・モロニー)への挑戦権も生まれる。しかし「感情がノッてるチームで取りたいっていうのがあって、ベルトだったら何でもかんでもいいってわけじゃない。だから別にワトとのチームでベルト目指したいとかねえもん。わからないも何も(挑戦)しないですよ。アイツはする気かもしれないけど、期間限定だと勝手に思ってますよ」。優勝してもタイトルには挑戦せず、リーグ戦終了と同時に解散の道を見据えている。

「アイツの身体能力で俺の思考が手に入ったら、それはすげえだろうなとは思う。シリーズの最後にビックリするような成長を見せるんであれば可能性はゼロじゃなくなるけど、何なら今はマイナスくらいだから」と、どこまでも手厳しい。2人のタッグはどう転んでも短命に終わる運命なのか…。