オリックスがソフトバンクへの警戒心を強めている。18日からのCSファイナルステージに向けて11日から京セラドームで全体練習をスタートさせるが、気になるのはCS出場を決めたソフトバンクの動きだ。ファーストステージを勝ち抜けた場合、ファイナル初戦に〝山本由伸キラー〟有原航平投手(31)をぶつけてくる可能性があるというのだ。
有原は9日のオリックス戦に先発し、6回途中まで98球を投げて2失点。チーム関係者は「9日に投げたということは…。流れ次第だけど、ファーストステージを回避するか、球数を少なくしてファイナルの初戦に来るんじゃないか。(山本)由伸でアドバンテージを消す形になったら嫌な展開になる。それを狙ってぶつけてくるかも…」と不安を募らせる。
今季の山本は有原とのマッチアップで4戦3敗と分が悪く、打線も6戦で防御率2・25と抑え込まれている。チーム内には「ソフトバンクは打線も強いし嫌なイメージはある。短期決戦にベテランが多いのはやりにくい」「日本一を義務付けられているチーム。怖いですよ」との声もあり、ましてや絶対エースの山本でつまずくようなことになれば、ヤバい空気になる。
今季は13勝11敗1分けで勝ち越したとはいえ、短期決戦にシーズンのデータはさして参考にならず、夏場には常勝軍団らしからぬ12連敗と大失速しながらも最後にCSに食い込んできた。その底力を警戒するのは当然で、有原に対しても「由伸でも勝てない」印象が色濃く残っている。果たして日本一奪還に燃えるソフトバンクの算段は――。












