最後の最後で決めた。ロッテが10日、今季最終・楽天戦(楽天モバイル)に5―0で快勝。2位でクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージの本拠地開催を決めた。

 負けた方のCS進出がなくなる3位と4位の一戦でロッテ先発・小島は初回、いきなりピンチを迎えた。安打、四球に味方の失策が加わり一死満塁。何とか岡島を遊ゴロ併殺に仕留め虎口を脱した。

「打者1人ずつ、全力で抑えることに集中したい」と宣言していた左腕は、6回までに3併殺を奪う粘投で要所を締めた。

 左腕の踏ん張りに打線が応えた。2回一死二塁で岡が楽天先発・則本から右前にポテンと落ちる先制適時打。ベンチのムードは最高潮だ。

 4回、安田が151キロの外角直球を逆方向へはじき返した。左翼ポール直撃の9号ソロでの貴重な2点目。7回二死一、三塁での荻野の投手強襲の適時内野安打などで計5得点を挙げた。

 小島は7回94球6安打無失点の好投で自身2度目となる10勝目。吉井監督は「今年の開幕投手だし、最後は小島に締めてもらおうと。いつも通りに自分の力を出してほしい」と左腕を送り出していた。

 CS本拠地開催かそれともBクラスか。まさに天国と地獄となった一戦をカモメ軍団がモノにした。この勢いで下克上での日本一を目指す。