リベンジ成功だ。鹿児島国体の高校野球硬式の部は9日、鹿児島市の平和リース球場で1回戦が行われ、今夏の甲子園準優勝の仙台育英(宮城)が慶応(神奈川)に11―0の7回コールドゲームで大勝。今夏の甲子園決勝と同じ顔合わせで、慶応に2―8で敗れて全国制覇を逃した仙台育英が雪辱を果たした。

 初回から自慢の打線が噴火した。二死満塁から住石が中前へ2点適時打で先制すると、2回は山田の一塁適時内野安打、4回は湯浅の左翼への適時二塁打が飛び出すなど着々と得点を重ねる。7回にも湯浅の右翼への3点適時三塁打などで一挙5点を加え、試合を決めた。

 先発したプロ注目の最速153キロ右腕・湯田が5回まで圧巻の無安打投球。6回1安打無失点の力投で、7回は仁田が1イニングを無失点に抑えた。

 圧勝した須江監督は「甲子園の決勝で、こんな試合をしたかった。未練がましいですけど」と思わず本音がポロリ。「守備が乱れなかったので、自分たちのやりたい野球ができた。(甲子園決勝で)負けてからも、一生懸命練習をしてきた。その成果が出て素晴らしい」とナインをたたえた。

 その上で「(3年生たちは)次のステージのプロや大学でも活躍してほしいので、それにつながるようないい高校野球をして終わってほしい」と語った。

 9日は雨天のため2試合のみを実施。10日に1回戦の残り2試合、11日に準決勝を行い、決勝は開催しない。