〝カミナリ効果〟は絶大だった。オリックスは7日のロッテ戦(ZOZOマリン)に4―1で快勝。打線が杉本の2本塁打を含む9安打を放てば、投手陣も先発・山崎福が6回1失点の快投で小木田、宇田川、山岡のリリーフ陣が無失点でつないだ。
投打がかみ合った試合運びに、水本ヘッドコーチは「こういう勝ち方ができたのは大きい。ピッチャーにおんぶに抱っこではダメなんだけど、少ないチャンスで点が取れた。うちのチームはこういった勝ち方が基本線だし、それをもう一回思い出してくれたと思う」と胸をなでおろした。
というのも、6日のロッテ戦が惨憺たる結果に終わったからだ。すでにリーグ3連覇を果たし、いわゆる〝消化試合〟ではあったが、今季ワーストの21安打を浴び、12失点を喫する惨敗だった。いくらもう勝敗は関係ないとはいえ、CSファイナルを勝ち上がるために不安を残す内容と言えなくもない。
そこで中嶋聡監督(54)は試合後に〝緊急ミーティング〟を開き「切り替えて、明日(7日)の試合でどういう姿を見せるのかが大事になる」と活を入れていたという。
その甲斐あって、チーム内に漂った緩んだ雰囲気は一掃されたようだ。この日、2番手で登板した小木田は「無失点で帰ってくるという自分のやるべきことは変わらないと思って投げました。このままいい感じでCSと日本シリーズを迎えたいです」と力を込めた。
さらに水本ヘッドも「監督の言葉も選手にとって大きかったし、この世界は油断したらやられるんでね。自分たちの野球を集中してやっていくことが課題なんで、この一戦に限らず(9日の)ソフトバンク戦が終わって試合がない期間もいろいろ考えながらやっていきます」と語った。
いかに緊張感を持続させるかは今後も課題となりそうだが、ひとまずチームの引き締めには成功。このまま2年連続の日本一までたどり着けるか。












