巨人の原辰徳監督(65)が修羅場を切り抜けた2年目右腕に最敬礼だ。

 7日のヤクルト戦(神宮)で1点リードの7回二死満塁で3番手・菊地大稀投手(24)が登板。今季43試合目、3連投での登板となった右腕は長岡を右飛に仕留めピンチを脱すると、8回も続投。無死一塁でツバメ4番・村上を一ゴロ併殺に打ち取り無失点で切り抜けた。9回に坂本の17号2ランが飛び出し5―2で巨人が勝利した。

 4カードぶり勝ち越しに指揮官は「やっぱり菊地が度胸があるピッチングをやってくれたのがね。(9回の2ランは)何か必然のような気がしますね」とたたえた。

 菊地は7回満塁のピンチを「赤星の勝ちを絶対に消したくなかったので。3ボールになってそこで諦めなかったのがよかったと思います」と振り返ると、8回の併殺には「守備陣に助けられただけなので。先頭四球出しましたし、そこは自分の中でいつも同じ課題ばかりで。チームに迷惑をかけているので守備の方に、和真さんに感謝して」とあくまで謙虚だった。