【台湾発】野球のU―18W杯(台北・天母野球場)日本代表が3日の米国戦に4―3で勝利し、オープニングラウンド3連勝。先発のエース・前田悠伍投手(18=大阪桐蔭)が6回途中8奪三振の無失点と好投すれば、最後は米国打線の猛追をしのぎ切って勝利を決めた。
馬淵監督からの「エース」としての期待を背負って大一番のマウンドに上がった前田は、終始冷静な投球で米国打線を圧倒。4回には味方守備が交錯するアクシデントから無死二塁のピンチを招くも「流れ的には良くない状況だったが、自分がカバーできればいいなと思っていた」と後続をしっかりと打ち取って危機を脱出。その後も背番号18はスコアボードに0を並べ続けて大役を果たした。
前田の力投に応えるべく打線は6回までに計4点を獲得。4―0とリードを保ったまま最終回に突入したが、米国打線も意地を見せる。3番手・木村の暴投や9番・マリン、1番・ジェームズの連続適時打で1点差にまで迫られたが、最後は二死一、二塁からマウンドに上がった森がクリエルから空振り三振を奪い、逃げ切りに成功した。
3月に行われたWBC決勝・日本―米国戦を思わせる白熱した展開を制した高校侍ジャパン。馬淵監督も「楽には勝たせてくれないと思っていた。(最後に)点は取られましたけど、それで勝てたんだから、かえってこれからはもっと落ち着いて投げられると思う」と手応えをつかめば、先発の前田を「彼はいろいろな場数踏んでいるのでね。甲子園に出れなかったという思いをこの大会で、と期するものがあったと思う。よくやってくれた」と絶賛した。
大一番を制し3戦3勝と勢いに乗る馬淵ジャパン。大きな、大きな1勝となった。












