飛び込み女子の馬淵優佳(28=ミキハウス)は、フィジカル面の進化を実感している。
2017年8月のユニバーシアードを最後に一度は引退するも、21年12月に復帰を決断。直近1年間は筋力アップに着手した。「復帰してからの2年で5キロほど体重が増えた。いろんな人が『体大きくなったね』と言ってくれた」。ジャンプが高くなっただけでなく、力強い演技ができるようになったという。
3日に日環アリーナ栃木で行われた日本選手権の1メートル板飛び込みでは、263・45点をマークして2連覇を達成。「1、2本目はちょっと緊張してしまった」と苦笑いを浮かべつつも「1回目の競技生活よりはかなり力がついていると思う。昔の映像を見てもそう思うし、飛んでいても、しっかりジャンプできていると感じている」と自身の変化ぶりに手応えを語った。
今大会のシンクロ板飛び込みでは、榎本遼香(26=栃木トヨタ)とのペアで259・80点を記録するも、パリ五輪の予選を兼ねた世界選手権(来年2月、カタール・ドーハ)の選考基準を満たすことはできず、3メートル板飛び込みも295・50点で3位。300点台に乗せることができなかった。
馬淵は「勝負の世界は厳しいと今大会を通じてかなり感じた。その中で気持ちを切り替えて、自分の1本の失敗でも必ず原因はあると思うので、その原因をしっかり探って、強くしていかなきゃいけない」と決意を新たにした。
次戦は18~20日に行われる鹿児島国体(鴨池公園水泳プール)。今大会の悔しさを晴らすことはできるか。












